二児のヒロイン☆りかママです。
あなたのお子さんは、イヤイヤ期、大変じゃありませんか?
時と場所も選ばず、突然始まる子供の泣き叫び。
「いやー!いやー!」と泣き続けられると、親の方が参ってしまいそうになりますよね。
きょうは、イヤイヤ期の特徴やその対応はどうしたらいいのかについて取り上げたいと思います。
Contents
怖い!?突然始まるイヤイヤ期とその原因
天使のように、そこにいてくれるだけで癒されていたお子さんでも、突然始まるイヤイヤ期。
1歳から3歳くらいまでの間に訪れることが多いですが、イヤイヤ期には個人差があります。
早く始まれば終わりも早いというわけではなく、始まる時期、終わる時期、見せる言動や度合いもそれぞれです。
「イヤイヤ期なんてなかったなぁ」なんてお子さんもまれにいらっしゃいますが、多くのお父さん、お母さんたちはお子さんのイヤイヤ期に終わりが見えなくて、子供といるのが辛くなったり、疲れ果てたりしていると思います。
イヤイヤ期は、自我が芽生える時期ならではの自己主張の表れです。
「服を自分で脱ぎたい」「自分がエレベーターのボタンを押したい」など、自分でやりたいことが増えるけれど、それがうまくできない時、感情や欲求のコントロールも難しく、癇癪や拒絶などの言動にあらわれます。
最新の脳科学では、脳が未発達なために本能的な欲求を抑えることが出来ないことが原因で、イヤイヤ行動が引き起こされてしまうことがわかっています。
イヤイヤ期の言動は、まさに子どもの脳の未発達な分野が成長しようとがんばっている印(しるし)とも言えます。
イヤイヤ期の行動とは?癇癪だけじゃない他4つの主な特徴
イヤイヤ期というと、「いやだ―!!」と泣き叫ぶなど癇癪(かんしゃく)を起こす行動を一番に思い浮かべる方が多いかと思います。
我が家の娘はとても繊細で、しょっちゅうスーパーの駐車場の端で「かえらない~!!」とひっくり返って泣いて怒っていました。
朝、「きがえない!!」と言い張って、パジャマのまま保育園へ登園したことも2回あります。
あの頃は本当に大変で、、何度も親子で人目をはばからずに一緒に泣いていました。
イヤイヤ期の行動は、このような癇癪だけではありません。
他に主な4つの特徴を挙げます。
こだわりを強く持つ
いつもと違うことを嫌がりませんか?
自分の持ち物を兄弟やお友達が持つことに抵抗しませんか?
同じものばかりを食べたがりませんか?
こだわりを強く持つイヤイヤ期の子供は、自分の中でいろんなルールを覚えている最中で、まだまだ周りの物や順序は慣れているものを基準にしたい時期です。
大人から見たら、ちょっとした変化でも、いつもと違うと不安になってしまうし、混乱を起こしてしまいます。
我が家の娘は、それまでいつもそのままあげていたドーナツを食べやすいようにと私の思い付きで半分に切ったら、「(あなの)まるがなくなったぁぁぁ!」と1時間以上泣き続けていました。
なんでもやりたがる「やるやる期」
服の着替え、歯磨き、ごはんを食べる、お茶をつぐ、靴をはく、玄関を開ける、鍵を閉める・・・など。
やるやる期が発動すると、何でも自分でやりたがるようになりますよね。
朝の支度だっていつもの何倍も時間がかかってしまい、保育園や仕事に遅刻しそうになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
子供にとってはまさに自立心の表れなのですが、まだまだうまくいかないことの方が多いし、親はついつい手伝ってしまいたくなることでしょう。
ただ、手伝ってしまえば、怒って泣かれてやり直し。
さらに時間がかかるという流れが待っている可能性があります。。
物を投げたり、親や他人をたたいたりする
何かうまくいかなかったり、思うようにならなかったときに、物を投げたり、人をたたいたりすることがあります。
苛立ちを手っ取り早く表現をしているんですね。
言葉で表現ができないから、物に当たったり人に当たったりしてしまいます。
また、おもちゃをとられたり、欲しいものを持っている相手に攻撃してしまうこともあります。
自傷行為
自傷行為とは自分のことを傷つける行為のことです。
床や柱に頭を打ち付けたり、自分の髪の毛を引っ張ったり顔をひっかいたりしてしまいます。
我が子のこの行為を見ると、親なら誰しもショックを受けてしまいますよね。
「そんなことしたらだめでしょ!」と止めたくなるかもしれません。
でも、要注意!
その行為を叱ったり、慌てて止めにいくのは危険な場合があります。
親も一度深呼吸をして対応しましょう。
イヤイヤ期に困った時の4つの対処方法
様々なイヤイヤ期の行動ケースがありますが、一番知りたいのは具体的にどうしたらいいのか?その対応ですよね。
一体、どんな接し方がいいのでしょうか?
放置は正解?
イヤイヤ期がひどいときは、対応は放置でもいいと聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
でも、当たり前のことですが、何より大切なのはまず身の安全を確保することです。
子供自身が危険な場合、周りに危ないものがあったり、危ない場所で癇癪を起こしている時は、安全な場所へ移動させなければいけません。
他人とけんかになっていて、他人を傷つける可能性がある場合は少しでも早くふたりを引き離して、その行動をやめさせなければいけません。
そのときは力づくではなく優しく抱きかかえ、まず落ち着かせてあげましょう。
子供が泣き止んだ時に、「危ないことはだめ」などとわかりやすく言い聞かせるのです。
イヤイヤ期の子供には、これを繰り返し伝えていくことが必要です。
癇癪がひどいときは、安全を確保したうえで、見守るのも悪くないでしょう。
気持ちの言語化をしてあげよう
子供の気持ちに寄り添って「〇〇したかったよね」「△△だったね」と気持ちの言語化をしてあげましょう。
言葉にできないからイヤイヤ期発動!なら、親が言葉にしてあげるという逆の発想です。
子供は寄り添ってもらうことで愛を感じ、とても安心します。
また大人が「〇〇がしたいの?それとも△△がいい?」と提案したり、「〇〇してみようか?」と声をかけることで、その場のイヤイヤが解決することもあります。
やるやる期はそっと見守る
やるやる期が発動したら時間や都合の許す限りは手伝わず、安全だけは必ず確保してそっと見守る日も作ってあげましょう。
子供は好奇心のかたまりです。
その積み重ねで、できることが増え、世界が広がります。
そういう時間が自己肯定感を育みます。
ただ、大人には予定が多いので、いつもそうはいきません。
急がなければいけない時やどうしても手伝いたい時は、必ず声かけをしてからにしましょう。
大事なのは、そんな時に大人が「一貫したルール」に基づいて判断することです。
「休みの日にしようね」などと約束した時は、その約束を守ってあげましょう。
子供から離れてみる
親も人間です。
イライラしてしまったり感情的になることもあります。
そんな時は子供の安全を確保して、自分の気持ちが落ち着くまで少しの時間、子供から離れることをお勧めします。
頼れる大人が近くにいる時は助けを求めることも必要です。
家族、友人の他にも、市町村の窓口や子育て支援を行っている場所…きっと手を差し伸べてくれる方がいるはずです。
そして、イライラが収まった時に「さっきは頑張っていたね」などと子供の行動をしっかりと認めてあげましょう。
まとめ
今回はイヤイヤ期の特徴とその対応についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
我が家の娘のイヤイヤ期は、息子が生まれる前後だったため、赤ちゃん返りも重なり2年半にも及ぶ壮絶な戦いでした。
育児は育自、とも言いますが、まさに親が試されていた時期だったようにも思います。
私は周りの人にたくさん助けてもらって、ここまで来ました。
イヤイヤ期が終わった後は、あの頃がうそのように「天使の4歳」が待っていましたよ。
もしあなたが今、お子さんのイヤイヤ期で悩んでいたら、きょうのこの記事をぜひ参考にしてください。
あとは必ずひとりで背負いこまないように、相談できる場所、頼れる人を見つけてくださいね。
ひとりで頑張らなくて大丈夫。
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