二児のヒロイン☆りかママです!
突然ですが、あなたはワンオペ育児に疲れていませんか?
私はすぐぐったりしがちです。。苦笑
もちろん、子供はとってもかわいいですよ。
でも、ずっと子供と向き合っていると、かわいいだけじゃすまないことってたくさん出てくるんですよね。
きょうは、そんなワンオペ育児で少しでも疲れないためにできることについてお伝えしていきたいと思います。
Contents
ワンオペ育児は大変
ワンオペ育児という言葉はツイッターから生まれたと言われています。
インターネット上で広まったのち、『2017年ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネートされました。
1人で育児や家事の負担がかかる状態を端的に示すこの言葉が多くの親の心に刺さり、子育てをする上での孤独や辛さを表面に出すきっかけになっています。
私は自分の子供ができるまでは、ワンオペ育児について大して不安に思うこともなく、自分は母親になるのだからと、仕事や家事と両立することに何も疑問に思っていませんでした。
それが想像していた以上に、自分の時間が無くなってやりたいことが思うように進まず、家事だけではなく自分のお風呂さえゆっくりつかれない、トイレでさえ自分のペースで行けないというハードスケジュールの毎日で、世の中のお母さんたちはこれをこなしていたのか!と思うと、心の底から母親ってすごいと思いました。
SNSでキラキラママを見かけることも増えてきましたが、SNSだからキラキラ見えるのであって、育児が大変じゃない人なんていないはず。
そんな中、ワンオペの時間が長いママは育児の悩みが積もり、疲れもたまり、イライラしがちになっていることが多いのが現実でしょう。
母親は育児において孤独になりがちである
多くの母親が育児に向き合う時間をどうしても父親より多くとらなければならず、そのワンオペの時間に悩む一方で、父親である男性に関しては、ワンオペ育児の大変さがわからない方、想像すらできない方がまだいらっしゃいますよね。
育児は母親だけの仕事ではありません。
我が家では夫は協力的な方なのですが、それでもカレンダー通りの仕事ではないし、朝も出勤が早いので、私が子供ふたりと過ごす時間は多くなります。
私の周りのママも、パパが休日出勤が多かったり、残業で夜遅かったり。。
在宅ワークでご主人が自宅にいても、家事や育児をしてくれるわけではなかったりするそうで、悩んだり疲れているママが多いのが現状です。
親が「会社へ行く」ということ自体があまりなかった頃。
農業や漁業などの第一次産業が中心だった時代は、父親も母親も家の近くで働いていましたし、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚や大勢の子どもが共存していました。
その時代は子育ては母親が中心にいたかもしれませんが、それでも家族や地域みんなでするものだったはずです。
今問題となっているように孤独な子育て「弧育て」ではなかったでしょう。
それが、高度経済成長期をきっかけに男性がサラリーマン、女性が専業主婦として育児もすることが主流になった頃から、育児はまるで母親だけの仕事のようになり、それと同時に核家族も増え、母親だけに育児の負担が大きくなっていきました。
現代では、女性の社会進出も進みました。
経済的な面で働かなければならない女性や仕事に生きがいを求める女性も増え、産後も仕事に復帰したり、新たな職についたりパートに出たりする女性も多い中、母親は家事や育児だけでも大変なのに、さらに仕事とも両立しなければならない状況の方も増えています。
こうして共働き家庭が増えているのに、社会の仕組みや制度は追いついていないんですよね。
「イクメン」という言葉がこれだけ浸透して、男性も子育てを一緒にした方がいいという意識はとっくに広まったはずなのに、実態として産休・育休をとれる男性はまだまだ少ないし、子供が体調を崩したとしても休みを堂々ととれる男性だって少ないことでしょう。
特に育児や家事をしない父親がいる家庭で育った男性には、自ら進んで家事育児をすることはとてもハードルが高くなります。
現代社会では地域との関わりも薄れてしまった中、こうして母親は育児の面において孤独に陥りやすく、子供と過ごす時間をより、大変に感じてしまうのです。
ワンオペ育児で少しでも疲れないためにできること
ワンオペ育児なんて当たり前だ!という考えもあるかもしれません。
そう割り切って前向きに過ごせている方は、それがその方にとって一番だと思います。
でも私は、母親だけが家事や育児の負担を背負うことは当たり前だと思わないし、そう思わない社会全体になってほしいのです。
共働きか専業主婦かは関係なく、育児の当事者意識は父親も常に持つべきだし、その役割も担うべきだと思っています。
孤独にならない子育てを楽しみたいし、楽しんでほしい。
そのためには、どんな工夫ができるでしょうか。
私が心がけていることを紹介します。
家族はチーム!みんなに自立を促すこと
まず一番はやはり家族を頼ることです。
自分のことを自分でやってもらう、これだけで随分助かるはずです。
子供が幼いうちは自分でさせることも大変ですが、危ないことじゃなければなるべくそれを見守ること。
自立を促すと必ずあとで楽になります。
娘は1歳の頃からなんでも自分でやりたいタイプで、私がつい手伝ってしまうこともありましたが、知育の観点からも見守ることが大切だと学習し、時間の許すかぎり、自分で着替える、自分で脱いだものをかごにいれる、自分で食器をさげるなどさせるようにしていました。
娘が自分で出来たときはたっぷり褒めてあげます。
その様子を見ている弟(息子)もマネするようになり、2歳になる頃には、上記のことくらいは自分でできるようになってきました。
その延長でおうちでのお手伝いに関しても「やりたい!」と言ってくれたらチャンスと思って、どんどん挑戦させましょう。
このことは父親であるご主人にも当てはまります。
ご主人だって、自分のことができない人には家事も子育ても率先してできません。
何もしてくれないという方は、ぜひご主人を育ててください!
必ず楽になります。
私の夫は、一人暮らしのときは冷蔵庫の電源を抜いていて、コンビニ弁当ばかり食べていたそうですが、今ではレシピがあれば大抵のものは作れるようになりました。
チャーハンなんて私より手際がいいし、ハンバーグも私が作るより夫が作った方が、子供たちがよく食べます(笑)
「お父さんが作ったハンバーグがおいしい♡」なんて娘が言うようになって、夫もはりきって作ってくれるようになりました。
洗濯も掃除も安心して任せられるし「俺だって働いているのに、どうして家のことまでしなきゃいけないんだ」なんて野暮なことは言いません。
いや、言わせません。(笑)
周りに夫の話をすると、女性陣には「どうしたらそんな風にしてくれるようになるの?」とよく聞かれ、あまり家事育児をしていない男性には「自分の嫁にはその話をしないで」と言われます(笑)
最初からこんなに理解してくれていたわけではなく、何か悩んだり辛かったりするたびにこんこんと訴え、「こうしてくれたら助かる」「こうしてくれたら嬉しい」というこちらの意見と「そこまではできないけどこうならできるよ」という夫の意見をかわしあって、着地点を作ってきました。
そして、数年かけて徐々にこちら側に寄せてきた感じです。
今では夫は家事育児に協力的、というよりも一緒にやってるという感覚になりました。
平日の朝や土日祝日のワンオペの時間は、もし夫の普段からの行動がなければ、私はさらに孤独で辛く感じていると思います。
夫の姿勢が変われば、ひとりで子供を見る時間が長くなっても、孤独に感じることが少なくなり、精神的な負担が少し減るはずです。
でも、もしご主人がとても多忙な方だったり、どうしても家事や育児自体をそんな風に頼れないという方は、せめてメンタルの部分だけでも頼ってほしいと思っています。
私は今、外で仕事をしていないので、普段しゃべる相手は4歳の娘と2歳の息子と、あとは夫だけなんですよね。
つまり、大人の生身の話し相手として夫は唯一無二、貴重な存在なんです。
仕事で疲れているかもしれないけれど、私としゃべって!!私と会話して!!と常に夫に訴えています。(笑)
積極的に悩みや不満をぶつけていくことで、これまで仕事が多忙で家事育児の大変さに気が付けなかったご主人にも変化がでてくるかもしれません。
可能な限り、とことん話し合ってみてください。
家事は完璧にしないくていい
料理や掃除、洗濯、買い物などの家事に関しては、いかに手を抜くかを考えてほしいですね。
何でも完璧にしようと思わないことです。
今は、自動調理鍋やロボット掃除機、全自動の洗濯&乾燥器など、便利な時短家電がたくさんあります。
ネットスーパーなどの宅配も豊富になり、食材の買い物へ行く手間だって省けます。
どうしても家事がまわらないときは、家事ヘルパーを頼ることもできます。
お金はかかりますが、時間や心の余裕を購入すると思えば子育てのための必要経費。
時短家電や家事サービスに頼ることは、肉体的にも精神的にも負担が減ることでしょう。
子供にとって、ママの笑顔はとても大切なんです。
そして、笑顔でいられることはママにとっても楽なはず。
家族が平和で、自分が少しでも楽できるならそれが一番いいですよね。
施設やサービスに頼る
ママの家事育児の負担を減らす事も大切ですが、子供を連れて外に出かけたい、子供を連れて育児相談や誰かと話したいという時もあると思います。
子供と自分だけのおうち時間が辛い方もいますよね。
そんな方には自治体の施設や民間のサービスの利用をおすすめします。
多くの自治体で設置されている子育て世代包括支援センターでは、保健師さんや助産師さんなどが常駐し、母子の健康や妊娠から出産、就学前までの子育てに関する悩みなど、様々な相談に対応してくれます。
一見敷居が高そうですが、私が住んでいる市ではその施設で出産前の両親学級も行われていたので、そこに夫婦で参加したことをきっかけに、子供が保育園に入るまでは子供の身体測定も兼ねて月に1度は利用していました。
顔見知りになることで、足を運びやすくなるし、相談事もしやすくなります。
また、未就学児なら親子で遊びに行くことができる子育て支援センターや子育てサポートのある施設もおすすめです。
子供が保育園や幼稚園に入る前って、子供を遊びに連れて行ってあげたいけど、一人で連れて行くには不安だったり、どこに行けばいいか悩んだりしますよね。
子育て支援センターや子育てサポートのある施設なら、防犯面、安全面でも安心して過ごすことができます。
私は平日の午前中はほぼ毎日、日替わりでいろんな施設へ子供を連れて出かけていました。
施設によって、特色や活動内容も違います。
先生が中心になって一緒に手遊び歌や体操をしたり、絵本を読んでいただいたり、ちょっとした工作をすることもできたり、木や手作りの知育玩具がたくさん置いてあって、おもちゃで遊び放題の場所もあります。
のびのびと遊んでいる子供を見守りながら、そこで集まった母親同志で会話したり、元保育士や子育て経験のある先生ともお話したりして過ごせるのです。
我が家の子供もそこで初めてお友達ができたし、母親の私も、引っ越して以来、初めてお友達ができました。
子供の年齢はバラバラなので先輩ママもいらっしゃるし、地元出身のお友達からはインターネットには載ってないような地域の子育て情報も得ることができましたよ。
同じ悩みを抱えている方にも会えるかもしれません。
「子連れで安心して人に会える場所」なので、ぜひ足を運んでいただきたいです!
ただ、保育園や幼稚園に通っていると利用できない施設もあります。
地域ごとで異なると思うので、詳細は自治体や子育て世代包括支援センターで確認をしてみるといいと思います。
子供を預けるという選択
家事や育児をまわりに頼ったり、家になるべくこもらないようにして過ごして、ストレスをためないようにいくら気を付けていても、ママだってたまにはひとりの時間が欲しくなったり、息抜きがしたいですよね。
産まれてからずっと子供のそばにいて離れたことがないママにとっては、そんな気持ちがあっても、子供のためにそばにいなきゃと、子供を預けることに抵抗があるかもしれません。
でも、もしあなたが少しでも子育てに疲れを感じているなら、子供から離れる時間が必要なときもあるのです。
経済的な面で働きたい方や、育休中で復職する方も一緒です。
子供を預けることに罪悪感を感じる必要はありません。
ママが心身ともに元気で笑顔でいることの方がママにとっても子供にとっても、よっぽど大事なのです。
ご主人や自分の親に預けることができれば、それも方法のひとつ。
今は保育園で週に数回の一時預かりをしているところもあるし、1時間から預かってくれるファミリーサポートセンターやベビー・キッズシッターなどの選択肢も増えています。
家事も育児もママが一人で頑張らないようにしましょう。
まとめ
今回は、ママがワンオペ育児で少しでも疲れないためにできることについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
育児はわからないこと、大変なことの連続で、どんなママも疲れてしまったり、イライラしてしまいがちです。
ワンオペの時間があれば、なおさらです。
ママが24時間365日笑顔でいる必要はないんです。
でも、何か少し心がけたり工夫することで笑顔の時間が少しでも増えるなら、ママも楽になるし、子供も嬉しくなる…パパだって、ほっとするはず。
ワンオペ育児で息詰まってしまっている方、辛い時間がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
二児のヒロイン☆りかママでした♡
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