困った時の子供の預け先は?保育園以外の4つのおすすめ

こんにちは!

二児のヒロイン☆りかママです。

育児をしていると、子供の預け先に困ったことはありませんか?

たまにはひとりの時間が欲しくなったり、息抜きがしたい方、週に何回かだけでもパートに出たいと思っている専業主婦の方もいるかもしれないし、冠婚葬祭や急な病気、家族が入院して子供を預けなければいけないくなる可能性だってあります。

コロナによる保育園や幼稚園の休園、学校の休校も増えている今だからこそ、子供とのおうち時間に限界を感じている方もいるのではないでしょうか。

出産以来ずっとそばにいて子供から離れたことがないママにとっては、子供を預けることに抵抗があるかもしれませんが、子育てをする上で、何かあったときの備えは必要です。

自分の親や保育園に入園する以外の選択肢を知っておき、いざという時に困らないようにしておきましょう。

子供を預ける事に罪悪感を感じる必要はない

もしあなたが少しでも子育てに疲れを感じているなら、時には子供から離れる時間が必要で
す。

子育ても楽しいけど、たまには自分の時間が欲しい!リフレッシュしたい!また、経済的な面や仕事が好きで働きたい方、育休中で復職する方も一緒です。

子供を預けることに罪悪感を感じる必要はありません。

子供は大好きなママの表情や気持ちを察するのが得意です。

ママ自身が子供を預ける事を不安に思ったり、子供をかわいそうと思っていると、子供も不安になり、余計に悲しくなります。

預ける!と決めた時は、必ず預ける先を信頼して、ママやパパは子供の前では平静に!笑顔で過ごしてください。

親がいくら笑顔で見送ろうとしても子供が泣いてしまうことが多いのは、子供は親とのお別れが永遠のように感じてしまうからです。

預けるときは、愛情たっぷりにハグしたり「〇〇が終わったら(〇時になったら)お迎えに来るから、楽しんでね」などと優しく声をかけてあげることです。

そして、ママやパパの姿がいつまでも目の前にいると、子供もあきらめきれず、ますます強く泣いたり、泣き止むのに時間がかかることがあるので、預け先に子供をお願いしたあとは、バイバイしてさっとその場を離れることを心がけ、その後、お迎えに行った時にしっかりまた抱きしめてあげてください。

最初はさみしくて不安で泣いていた子も、繰り返しているうちに、こうやって少しの時間離れ離れになっても、パパやママはちゃんと迎えに来てくれるんだと理解して、安心するようになります。

まずは親が不安にならないように、預ける先はどんな場所があるのか、親がしっかりリサーチして知っておかなければいけません。

信頼関係をもてる子供の預け先を見つけ、いざという時のために、事前にできる手続きをしておく必要があります。

保育園以外の子供の預け先4つのおすすめ

保育園へ入園する以外にも子供の預け先があるのを知っていますか?

私は自分が必要になるまで全く知りませんでしたが、転勤族で親に頼ることもできない環境のため、たくさん調べて、あちこち見学へ行き、必要に応じて、預け先をフル活用してきました。

年齢の利用条件があったり、それぞれメリットやデメリットがあるので、しっかり納得したうえで利用していただきたいし、利用する可能性が少しでもある場合は、事前にできる手続きをすませてしまうといいでしょう。

我が家が実際に利用してきたおすすめの預け先についてご紹介しますね。

一時預かり事業

一時預かりとは、保育園を利用していない子供を対象とし、保育園やこども園などで時間単位で預かってもらうことができる事業です。

例えば、単発的に数時間預けることも空きがあれば可能ですし、毎週曜日を決めて定期的に預けようと思うなら、この一時預かり事業を利用することをおすすめします。

保育園やこども園の利用ではありますが、通常の入園と違って、保護者の就業などの条件はありません。

自治体によっては就業なら週3回まで利用可、リフレッシュのためなら週1回のみと決まっている所もあるようですが、私が住んでいる市では空きさえあれば預ける理由がなんであっても週3回まで預けることが可能です。

園によって、一時預かりのお子様だけのクラス編成もあれば、通常クラスに混ざって在籍するパターンもあります。

週に2〜3回ほど預けることで、子供は集団生活に慣れやすく、その後保育園や幼稚園に入園する際も、スムーズにいきやすいメリットがあります。

また、週に数回パートに出たい方も、利用料が普通に保育園へ入園するよりも安くすむので、パートがよっぽどの短時間じゃない限り、保育料がパート代を上回ることはほぼないでしょう。

申し込みは認可保育園やこども園などの施設へ事前に直接することが必要ですが、すべての保育園やこども園で一時預かり事業を行っているわけではないので、まずは市役所などの自治体へ確認した上で園に相談するのがおすすめです。

デメリットは、空き状況との兼ね合いで利用できなかったり、曜日が指定されていて融通がきかない場合があります。

私が住んでいる市では園での一時預かりは平日のみで、私の仕事が多かった土日は認可保育の一時預かりは行われていませんでした。

しかし認可保育園だけでなく、認可外保育でも一時預かりを行っている園があります。

急ぎの方で近場に認可外保育園がある場合は、こちらだと 急な申し込みでも対応してもらえることもあるので、直接園へ問い合わせをしてみてください。

利用料は、認可保育園では1時間あたり500~600円、1日あたり2000~5000円が相場で、認可外保育園では1時間あたり1500~3000円、1日あたり6000~15000円のところが多く、認可外の方が割高になります。

ファミリーサポートセンター

ファミリーサポートセンター(以下ファミサポ)とは、育児のサポートをしたい会員とサポートしてほしい会員を繋いでくれる組織です。

必要な時に1時間以上から子供を預けることができて、事前の登録や依頼先の方との面談が必要ですが、比較的気軽に預けることができます。

仕事や疾病のときだけではなく、例えば息抜きがしたい、美容室へ行きたいという場合でも利用が可能です。

利用料は地域や時間帯によって異なりますが1時間500〜1000円程度で、民間のベビーシッターなどと比べると低価格の設定となっています。

私は娘が3カ月の時にいったん復職して、月に2〜3回くらい仕事をしていたのですが、当時娘はまだ保育園に入っておらず、認可外保育も近場になかったため、その頃によく利用していたのが、このファミサポでした。

仕事の時には依頼先の会員さん宅や職場の控え室で娘のお世話をしてもらったり、息子の入院時に利用した時には娘が保育園に入っていたので、保育園の送迎をお願いしたりしました。

サポートをしてくれるのは保育に関して講習を受けている会員さんで、みんながプロの方というわけではありませんが、私がお世話になった方は、子育てを終えた方や高校生くらいのお子さんをお持ちの方、つまり子育て経験がある方や、元保育士の方がいらっしゃいました。

地域で子育てを助け合おうというとてもありがたいシステムなのですが、地域によってはサポートをする会員さんが足りず、預かり先が見つからないケースもあり、私が地元で問い合わせた時は預ける先が見つからないまま利用を断念したこともあります。

預ける可能性があるなら、早めに問い合わせて事前登録や相談をしておくことをおすすめします。

児童養護施設の一時的な預かり

児童養護施設とは養護を必要とする児童が入園する児童福祉施設で、家庭に代わって養護されている子供たちが生活する場として知られていると思います。

実はその児童養護施設をはじめ、乳児院や母子生活支援施設などで、子育て短期支援事業というショートステイやトワイライトステイ、休日預かりなど、一時的な預かりを行っているケースがあるのです。

ショートステイとは数日間、トワイライトステイは夜間に行う子供の預かりのことを示します。

我が家では、下の息子の出産で私が入院した期間や息子が入院した期間、保育園がお休みだった日曜日や祝日に、児童養護施設の一時預かりで娘がお世話になりました。

休日保育を行っている保育園へ行くという選択もできたのですが、いつも通っている保育園ではなかったため行ったことがない場所で利用者(お友達)がいるかどうかがわからなかったこと、給食などがなく毎朝お弁当を用意しなければならなかったこと、夫の仕事は早朝からだったため利用できる時間が合わなかったことなどが理由で悩んでいました。

そんな時にこちらの児童養護施設を知りました。

児童養護施設では、そこで生活をしている子供たちの生活を妨げない範囲で時間の融通をきかせて早朝からの預かりに対応してくださり、食事も用意してくださるという点で、緊急事態の我が家は本当に助かりました。

利用にあたって、事前に市との面談、園での面接があり、協議の上、利用できるかどうかの連絡をいただくことになるので、かなり前もって相談に行っておくことが必要です。

園での面接の際に、娘と一緒に施設内の見学もさせていただいたのですが、その時の雰囲気も安心材料になりました。

そちらの先生も穏やかでしたし、生活しているお兄ちゃんやお姉ちゃんもとても優しくて娘とも一緒に遊んでくれたので、当時2歳だった娘も「楽しかった!早くまた遊びに行きたい」と言ってくれ、入院時には迷わず利用することができました。

事前に面談などを終えて利用許可が降りていれば、入院などの緊急時に利用を希望した際、実施施設において受け入れ可能ならそのまま利用でき、利用後に利用日の申請の手続きを書面で行うことがきます。

出産は明確にいつから入院になるかがわかりませんが、私の場合、早めに面談させていただき、こちらの事情や大体の日程や希望を伝えておいた上で、利用許可をいただいていたので、出産が2週間早まり急遽入院となった時に、市も施設も臨機応変に対応してくださり、書類手続きは退院後まで待ってくださいました。

利用料は課税状況や世帯の状況によって利用料は変わりますが、ショートステイの場合は1日あたり2歳までが2500~5000円ほど、2歳以上で2000~3000円ほど、トワイライトステイだと750~1350円ほど、休日預かりは1350円ほどのところが多いようです。

少しハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、本当に困った時のために、児童養護施設などの預かり事業も選択肢のひとつにするといいと思います。

病児保育

どうしても仕事が休めない日や自分の体調がすぐれない時などに、子供が熱を出してしまうこと、体調を崩してしまうこともありますよね。

そんな時は病児保育をおすすめします。

病児保育とは、保護者の就労時などに、子どもが病気または病気回復期であって家庭での保育が困難な場合に、病院などの施設が一時預かりを行う事業です。

施設によっては普段保育園を利用していない子供も利用できます。

料金は多くの自治体でおよそ1日あたり2000~3000円ほどのことが多く、自治体によっては所得税非課税世帯や、一人親世帯、生活保護世帯・市民税非課税世帯、また第2子以降の対象児などが無料や減額になる場合もあり、最近では利用料の無償化が進んでいる地域もあります。

利用にあたって、施設への事前申し込みだけではなく、減額などは自治体への事前の申請が必要になることがあるので、利用料のことも含めて前もってしっかりと確認し、申請までしておきましょう。

我が家もいつ必要になるかわからなかったので、仕事を再開する前に娘を連れて見学へ行き、申し込みをすませていました。

保育園では熱が下がったあとも丸1日あけなければ登園できないルールがあったため、本当に体調が悪くて不安そうにしている時はどうにか仕事の都合をつけたりしましたが、もうすっかり元気だけど登園できないときや、病み上がりで集団生活は心配だし少しゆっくり遊んでいてほしいなぁという日に利用しています。

場所によると思いますが、娘が利用している所は、テレビもおもちゃもあり、広めの個室でおうちのように過ごせるので、毎回とても快適なようです。

いざというときのためにも、元気な時にお子さんを連れて事前の見学や申し込みなどをしておくことをお勧めします。

なお、施設により、空き状況や子どもの症状に応じて受け入れてもらえない場合があるので、利用時はあらかじめかかりつけ医にて診察を終えた上で、施設に直接確認をし、向かうようにしましょう。

あなたに一番合ったおすすめの預け先

上記であげたもの以外にも、地域によってはベビーシッターやキッズシッターなどもありますし、あなたや家族が勤める会社の福利厚生や自治体の補助などで利用料金の負担を減らすこともできるかもしれません。

通年で保育園に入園しなくても、預け先に多くの選択肢があることがわかってもらえたと思います。

それでは、数ある中であなたはどの預け先を選んだらいいのでしょうか?

ここまでの復習も兼ねて、改めてあなたに一番合った預け先を紹介できればと思います。

出費を抑えたい、単発的に利用したい場合

毎週平日の朝から夕方までの時間帯になるべく出費を抑えて定期的に預けたい、または単発的に利用したい場合は、認可保育園の一時預かりを活用するのがおすすめです。

預ける理由が仕事だけじゃなくリフレッシュのためでも利用できるところが多いため、気軽に申請できます。

料金は1時間あたり500~600円、1日あたり2000~5000円ほどとなります。

自治体によって利用時間に関係なく利用料が1日分必要なところもあるので、その点はしっかり確認しておきましょう。

また、認可外保育園では1時間あたり1500~3000円、1日あたり6000~15000円のところが多く、認可外の方が割高になるので、間違えないように気を付けましょう。

土日や祝日、早朝や夜間などに利用したい場合

土日祝日や早朝、夕方から夜、夜間など、曜日や時間にとらわれず預け先を見つけたければ、ファミサポや児童養護施設の子育て短期支援事業の利用がおすすめです。

ただ、児童養護施設などの子育て短期支援事業は施設によって年齢制限があることがあるので注意しなければならず、利用にあたって自治体・施設それぞれで面談があるので、スケジュールに余裕をもって問い合わせる必要があります。

利用申込みの要件としては入院や通院、看護、冠婚葬祭や仕事、また疾病、育児疲れなどが認められることが多いようです。

子育て短期支援事業の利用料は、保育園同様に自治体の基準や課税状況、世帯の状況によって変わりますが、ショートステイの場合は1日あたり2歳までが2500~5000円ほど、2歳以上で2000~3000円ほど、トワイライトステイだと750~1350円ほど、休日預かりは1350円前後となります。

一方、リフレッシュ目的でも気軽に利用することができるファミサポの利用料は500~1000円ほどなので、預ける時間が長ければ長いほどファミサポの方が割高になります。

ファミサポは、民間のベビーシッター・キッズシッターと比べると安価ではありますが、子育て短期支援事業と比べると利用料金がかかることが多いので、1~2時間ほどの短時間だけ利用したい方や、金額がかかってもリフレッシュなどが目的で気軽に預けたいという方におすすめと言えます。

子供が病気やけがをしている場合

お子さんが病気やけがをしているけど自宅で保護者が養育できないという場合は、通常の預かりは利用できず、病児保育という選択になります。

一般的に自治体管轄の病児保育であれば1日あたり2000~3000円のところが多いですが、定員は多くはなく、予約が埋まっている可能性もあります。

自治体の管轄のもの以外にも地区によっては、訪問型病児保育や民間施設での病児保育を行っているところもありますが、1時間1000円からのところもあれば、入会費だけで3~5万円、月会費が利用頻度によって異なりますが5000~10000円、さらに保育料で2000~3000円がかかる所もあります。

自治体の助成金が出る場合もあるし、高い料金のところは、予約が必ずとれる保証があったり、キャンセルも朝までキャンセル料がかからず可能だったりというメリットもあるので、そのあたりも含めて、自分が住んでいる地区でどんな選択肢があるのか、自治体の管轄である病児保育と合わせてしっかり下調べし、事前にできる準備をしておきましょう。

まとめ

今回は、困った時の子供の預け先について保育園以外の4つのおすすめをお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。

子供がいる生活は、日々時間に追われ、事前に手続きをしに行くことすら大変だと思います。

でも日々が大変だからこそ、何かあってからでは預け先を探すのは大変なのです。

時間を見つけて、しなければいけないことと思って行動しましょう!

無駄足にならないように、自治体や施設などにあらかじめ問い合わせて、申請に必要なものを準備して行くとスムーズです。

子育てと仕事やリフレッシュとの両立も簡単ではありませんが、頼れる場所をしっかりと確保して、いざという時に困らないようにしておきましょう。

皆さんの参考になったら嬉しいです^^

二児のヒロイン☆りかママでした♪

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