子供に知育は必要?主な5つの取り組み方

二児のヒロイン☆りかママです。

子育てしていると、よく耳にするようになる「知育」という言葉。

子供に知育なんて必要ないんじゃないの?

どんなやり方があるの?

知育について疑問に思っている方も多いと思います。

きょうは、知育の必要性や主な5つの取り組み方について紹介していきます。

「知育」とは

知育と聞くと、早期からの英才教育を連想して「うちの子はお受験もしないし、必要ない」と考える方もいるかもしれません。

私も最初はそう思っていました。

しかし、実際の知育とは、席に座ってする”お勉強”だけではありません。

そもそも知育とはどんなことを指すのでしょうか?

知育とは、幼児教育を行う上で推奨されている教育方法の一つです。

イギリスの学者であるハーバード・スペンサー氏が提唱した幼児教育の考え方「三育(さんいく)」がベースとなっています。

三育には知育の他に、徳育(道徳心を養う教育のこと)、体育(運動によって健康的な体を育て、体力アップさせること)があり、知育は「能力や才能、知能を育てる教育」という意味があるのです。

広がる子供の可能性

多くの幼稚園や保育園の場でも、様々な知育が取り入れられています。

幼児教育における知育は、才能を引き出すだけでなく、自分で考える力や積極的に行動する力など、多くの能力を高めることができると言われています。

学校での学習だけでなく、大人になってからの仕事の能率アップやよりよい人間関係を築くことにも繋がっていくのです。

子どもの可能性がより広がることが期待できますよね。

知育とは、子供たちが将来力強くかつ柔軟に生き抜いていくための言わば基礎作りであり、必要かつ重要な教育なのです。

いつから始めるのがおすすめ?

子供の脳は、3歳までに急激に発達すると言われていて、その成長は3歳までに8割、6歳までに9割完成すると、文部科学省の発表で明らかにされています。

赤ちゃんは産まれたその時から、すでに脳の発達が始まっているのです。

つまり、知育に取り組むのは3歳までに、少しでも早くスタートした方がいいと言えます。

でも、家事や仕事も忙しいし、時間に追われてそんな時間がない!!という方も多いですよね。

大事なのは、親が意識してその機会を与えてあげること。

その中で、子供の得意不得意、好き嫌いがでてきたり、親だって得意なこと、苦手なこともあると思います。

子供の月齢だけではなく、発達や発育、子供の興味に応じた知育をすることがおすすめです。

今はいろんな手法があるので、その中から、それぞれのご家庭にあったものを選択して与えてあげるといいでしょう。

家庭でできる主な知育5つを紹介

では、具体的に知育にはどんな取り組み方があるのでしょうか。

難しく考えてしまいがちですが、実はあなたの家庭のお子様もすでに取り組んでいるかもしれません。

知育には様々な手法があります。

ここでは主な5つの内容とメリットを紹介していきます。

普段のおうち遊びに取り入れる

知育と言えば知育おもちゃが思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、おもちゃがなくても、普段からのおうち遊びに知育を取り入れることはできます。

絵本の読み聞かせもそんな知育の一つです。

我が家の娘はとにかく絵本が好きで、0歳児の頃から毎日10冊以上は「読んで!」と本を持ってくるので、のどがカラカラになるまで読み聞かせを行っていました。

そのおかげか、発語はかなり早く、9カ月にはお友達に「ばいばい」「またね」と言うようになりましたし、1歳半検診に向かう車から窓の外を見ながら「わー。うみがきらきらしてる~」と言った時は、運転中の私もびっくりしました。(笑)

2歳半のころには、「はらぺこあおむし」の絵本の歌を最初から最後まで歌えるようになっていて、保育園の先生に驚かれたこともありました。

4歳になった今は、もう娘が自分で読みたい気持ちの方が強く、私が読んであげようとすると「自分で読みたい」と言われ、読ませてもらえないことがさみしかったりもします。

ちなみに2歳の息子は、本が娘ほど好きではなくて、聞けても1冊くらいかな?読んでほしいというよりも、自分でページをめくりたいタイプです。

でも、そのページをめくることも指先を使うという立派な知育。

娘より大胆でダイナミックな遊びが好きな息子は細かい作業も得意なので、自分でめくりたいんだなぁと思って、自由にめくらせています。

姉弟でもこんなに違うんですよ。

おもしろいですよね。

好きなこと得意なことはそれぞれあって当たり前、それでいいんです。

子供の興味ややる気を尊重してあげて、例えば子供が一緒に本を読んでほしいと言えば、ぜひ5分だけでも時間をさいてあげて欲しいです。

他にも、生活を通してできる知育もあります。

例えば、「台所育児」なんて言葉もあるように、簡単なことから料理に参加してもらうのです。

娘は1歳の時からみかんや玉ねぎの皮、ゆで卵の殻をむく事から始まり、2歳になったら上手に生卵を割ることができるようになって、4歳前には少し手助けが必要なものの、ほぼ一人でスクランブルエッグを作ることができるようになりました。

娘は何にでも興味をもつのが早めで、かつ、行動が慎重派だったので、どんどん挑戦させました。

ちなみに息子は1歳のときはみかんの皮むきくらいしかやりたがりませんでしたが、2歳になってバナナをナイフで切りたがるようになったので、挑戦するのをけがに気を付けながら見守っています。

料理はゆくゆくは当番制にしたいという母の野望を込めています(笑)

このように、普段の遊びや日常生活を通して、親子のコミュニケーションを育みながら取り組める知育も実はたくさんあるのです。

子供の様子を観察しながら、時間と気持ちの余裕がある時は、ぜひ、取り組んでみてもらいたいと思います。

子供の心を満たして成長させてくれるおもちゃ

おもちゃに頼らなくても、親子で楽しく過ごせて知育になるなら、とても理想的です。

ただ、多くのお父さん、お母さんたちが仕事や家事や用事など時間に終われ、また子供とだけの時間に疲れて、「ちょっと遊んでてー!!」となる気持ちもよくわかります。

私も、二人育児となった途端、心の余裕がなくなりました。

そんな時、どうせならいいおもちゃに頼りたいですよね。

知育の観点で見たときに、子供にはどんなおもちゃを選んであげたらいいのでしょうか?

インターネットやSNS、お店で見ていると、あれもこれも欲しくなって迷ってしまうでしょう。

一番大切なのは、月齢や発達状況、その子供の興味に合ったおもちゃを選ぶことです。

その上で、五感を刺激するものや、好奇心や興味を引き出せるおもちゃがおすすめと言えるでしょう。

数あるおもちゃの中で、赤ちゃんの時は親と一緒に遊んでいたけど、少し大きくなっても、子供がひとりで、もしくは兄弟やお友達と楽しんでくれるような長く遊べるおもちゃだったら最高ですよね。

例えば、我が家のおもちゃのエースはレンガ積み木。

レンガのような直方体の積み木です。

赤ちゃんの時は、ただ積み重ねたり、並べたり、合わせてカチカチ音をたてたりして遊んでいた娘が、いまでは家事をしているうちに、ひとりで小さなお城を作ったり階段を作ったり、想像力豊かに遊んでいます。

よくそんなことを思いつくなぁと、親が感心するほどです。

息子も、少し前までは娘が作った積み木の作品を壊すのが専門だったのに(それも大切な過程)、今では一緒になって作ろうとすることもあります。

姉がすることを一生懸命真似しようとしたり、上手に組み立てる姉を手をたたいてほめたたえたりもしています。

「レンガ積み木」というひとつのおもちゃを通して、子供たちの成長が見えるんですよね。

そんな時に親である私は「よくこんなアイディア思いついたね」「集中して作れたね」などと、その成長過程をほめたたえます。

これこそ、子供が自分で考え、新しいことを発見する楽しさや達成感で心が満たされる知育おもちゃの魅力なのです。

レンガ積み木は遊び方をどんどん変えながら、まだまだ活躍することでしょう。

ちなみに、我が家にはレンガ積み木の他にも、ミニピアノ、音が出る絵本、ブロック、パズル、ドールハウス、おままごとキッチンなどがあります。

子供に与える玩具は、いろんなものがあるからこそ、親が厳選して選びたいものです。

通信教育などの知育教材

ワークブックなどの知育教材は、今、100円ショップにもある時代です。

選択肢がぐっと増えましたよね。

本屋さんにもワークブックはありますし、通信教育各社の教材も根強い人気があります。

それぞれメリットがありますが、個人的には通信教育のワークブックは季節ごとに楽しめる取り組みがあるものが多いので、おすすめです。

ただ学習にしぼりたいなら、そういう通信教育やワークブックもあります。

目的やお子さんの好みに合わせて、楽しく取り組めるものを見つけるとよいでしょう。

娘はしまじろうが好きで、こどもちゃれんじを1歳から受講しています。

これらの教材は年齢別に出ているものが多く、教材を決めてしまえば自動的に送られてきます。

家にいながら的確な教材が手に入るのはとても楽です。

最初のうちは、お子さんに寄り添って、一緒に読んであげたり遊んであげたりしましょう。

そのうちに、子供がはまってくれたら、自分一人でも楽しみながら興味を広げてくれます。

子供が喜んで自分で教材を遊びのように取り組むようになれば、それが学びの習慣にもつながることでしょう。

娘はひらがなへの興味が強かったため、3歳からはくもんにも行き、ひらがなの読み書きはできるようになったので、こどもちゃれんじの学習面は復習となっている部分もあります。

ただ、学習という面だけではなく、時計の読み方やなどその月齢に応じた生活面での学びも大きいので、継続しています。

ルールが守れるようになったら知育アプリという選択

タブレットやスマートフォンの普及で、子供たちの知育アプリも種類が増えてきました。

外出先でも気軽にでき、子供たちがゲーム感覚で喜んで取り組めるのはメリットですね。

しかし懸念されるのは、やはり視力低下などの健康面。

親子で時間などしっかりルールを決めて与えたいところです。

我が家の知育アプリは、まだこどもちゃれんじのデジタルワークのみ。

こどもちゃれんじでは、受講している会員は毎月デジタルワークも更新され、追加課金なしで動画が見れたり、ゲーム感覚で復習ができたりします。

娘には、もう少し踏み込んだ知育アプリにも挑戦させたいのですが、娘がやると息子もやりたがるだろうし、2歳の息子にはまだ早いと思っているので、もう少し様子見です。

息子が約束を守れるようになった時、もしくはもう少し必要性を感じた時に始めたいと思っています。

おうち知育が難しい方には知育教室がおすすめ

おうちでの知育を意識した育児が難しかったり、プロや先生にアドバイスを受けながらより適切な知育を受けたい方は、幼児教室という選択がおすすめです。

娘は距離の関係で、教室系はいま通っているくもん教室一択でした。

娘がひらがなに興味をもったタイミングでおうち学習をしようとしたのですが、息子がまだ1歳で目が離せず、しっかり学習に付き合ってあげられなかった事が通い始めるきっかけです。

娘がTVCMを見て、「ここに行きたい!くもんに行ってひらがな書く!」と自ら宣言したので、迷わず無料体験へ行き、申し込みました。

通って1年になりますが、結果、行ってよかったなぁと思う点がたくさんあります。

まず、勉強面で良かったことは、3歳で簡単な足し算やひらがなの読み書きができるようになったこと。

本人も大好きな本を自分で読めたり、お友達に手紙を書いたりできるのが、とても嬉しそうです。

あと、学習の習慣もしっかりつきました。

毎日宿題が出るので、今ではすっかり自分から「宿題やらなきゃね~」と机に向かうようになっています。

勉強が嫌いだった夫からすると、信じられないそうです(笑)。

しかも、教室のお迎えまでの時間に自由に遊ばせてくださるので、家では息子がいることで「いまはそれ、出さないで~」と思わず言ってしまうことが多いえんぴつやはさみ、テープを好きなように使わせてもらえ、娘にとって最高のご褒美タイムとなっています。

娘は手紙を書いたり、小さな工作をしたり、本棚の本を読んだりしていて、好きなことをしていて、先生や小中学生のおねえちゃんに「かわいい~」「じょうずね~」などとちやほやしてもらって、とても満足そうにしています。(笑)

また教室の外には先生が作っている小さな畑があって、そこで野菜や果物を自由に採らせてくださるので、食育にもつながっています。

いちごの季節になると娘はるんるん♪

毎週2回いちご狩りが待ってますからね(笑)

苦手なピーマンやなすびも自分で採ったことで、頑張って食べることができたという出来事もありました。

同じくもんでも教室によって全く特徴が違う中、我が家は偶然一番近くの教室が、娘にとっても親の私たちにとってもとても合っていて、親子で本当にいい影響を与えてもらっているなぁと感謝しています。

お子さんが小さいうちは親子で通える幼児教室もありますし、例えば兄姉がいることで、おうちでは下のお子さんだけと向き合う時間を作ることが難しいという場合に、親子で幼児教室へ通うというのも一つの方法です。

幼児教室は教室によって先生の考え方、やり方、色もできることも違うので、余裕があればいろんな教室を事前に見学し、内容を確認することがおすすめです。

まとめ

今回は、子供に必要な知育についてと、主な5つの取り組み方を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

知育について詳しくなかった方も、知育を少し身近に感じて、興味を持ってもらえたのではないかと思います。

息子は知育よりも体育のほうが好きなようなので、知育は娘よりのんびりペースで進めています。

もし「知育」の概念がなければ、私は「どうして興味をもたないの?!」などと焦っていたかもしれません。

焦らなくていいんです。

子供の興味が強くなったタイミングで、どんどん挑戦させてあげましょう。

親だから与えてあげられるきっかけや機会を見逃さないようにしてあげましょう。

きょう紹介できたものはごく一部ですが、あなたもぜひ参考にしてみてくださいね♪

二児のヒロイン☆りかママでした^^

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